山を登って滑る。そして登り返してまた滑る。この行動の中で登る時間が全体の80~90パーセントが登るために費やされます。よくも悪くもこれがバックカントリースキーなのです。もちろんバックカントリースキーヤーの裾野を広げるために極力登りを少なくしたものもあるけれど、それはやはり体験的なプログラムがメインのもので、現実には滑るために山を登る!というスタンスは崩しようが無いものです。なので、安易に滑るだけのバックカントリースキーにはガイドツアー以外はリスクや制限がより多くなる事をどこかで知ってもらう事が必要となる訳ですね。