スキーのWAX

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毎年、お客さんからスキーのWAXってどうすればいいんですか?って話を聞かれます。雪がいい時は何でも良いんですが、これからは雪がシッケてきたり、腐ってきます。こうなると場合によりますが、スキーが全く走ってくれなくなるばかりか、滑走面も傷みます。一旦痛んでしまうと滑走面が酸化して傷が付きやすくなったりWAXがまるで効いてくれなくなっちゃいます。

そこで自宅で出来るWAXUPの方法をご紹介します。

ただし!くれぐれも家族の了解を得てやってくださいね(笑

   
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必要なもの

ドライヤー家庭用でOK コルク スクレーパー 湿雪用固形WAX(-3℃~+6℃)と液体WAX 

   
P3054752.JPG ①まずは、全体に満遍なく固形WAXを滑走面に擦り付けます。
   
P3054755.JPG ②次にコルクでWAXをなじませる様に擦り込みます。
   
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③本来なら、ここでアイロンを使うんですが、そこまではちょっと・・・という方が多いのも事実(笑

そこで、アイロンの変わりにドライヤーを使ってWAXを暖めます。WAXの表面が融けて水っぽくなればOK

湿雪用WAXは融点が低いので(大体100℃以下)ドライヤーの熱でも溶けてくれます。

※いくら温風でも同じ場所を集中的に加熱してしまうと滑走面が傷むのでドライヤーを動かしながら満遍なく加熱して下さい。

   
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④スキーとWAXがしっかり冷えたら、スクレーパーでWAXをこそぎ落とします。WAXは熱を加える事で滑走面にしみ込んで、汚れを浮かしてくれるので、余分なWAXと一緒に汚れも取り除けます。

※この作業が一番家族の不評を買います(笑 場合によっては屋外でやったほうが良いかも・・

 

 

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⑤最後にに液体WAXで仕上げます。

今回使用したWAXは ZARDOZのテフロンブレンドとポケットパックの2種類 今一番お気に入りのWAXです。

クリーニング効果と持続力が落ちるかもしれませんが①でWAXを少なめにすれば③と④の行程は省いても大丈夫です。

2024年4月
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